陶芸と、星占い、タロットカードを、職業にしています。体験をもとにした、心、魂の世界についてのエッセイです。


by fufu6k
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アンバランス

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 仕事がうまくいかない。

 あきらかに……、妨害されている。と、思う。

 私の邪魔をしている人間に対して、怒りと復讐心がムラムラと湧いてくる。仕返しをしてやりたという思いで、頭がいっぱいになり、冷静な思考が入り込む隙間がない。

 感情には、エネルギーがあると思う。激しい感情は、エネルギー値が高い。なかでも怒りや復讐心や憎しみは、非常にエネルギー値が高い。そういうネガティブな感情は、体からどんどんエネルギーを奪い取るから、体調に異変が生じる。
 ほぼ一日、怒りと不安に振り回されて過ごしたら、下痢気味になり、歯肉炎が悪化した。
 体は正直だ。

 心の中に天秤があると、私は思っている。精神と肉体のバランスをとる天秤。天秤がほぼ平衡を保っていれば、人は、幸せだ。自分が大事だけれど、人のことも考えようというゆとりを持ち、いろいろなことに配慮する冷静さが生まれる。気持ちが穏やかだから、やることがスムーズに進む。まわりの人も笑顔になる。

 天秤が大きく傾くと、人は、焦りと不安の虜になり、ヒステリックな感情の渦に巻き込まれ、失敗したり、トラブルを引き起こす。自分ではない何ものか、何か悪魔的なものに憑依されたかのように、おかしな方向へ突っ走る。悪魔に取りつかれると、ブレーキのきかない車のように、暴走する。こっちへ行ってはいけない、これは間違っている、と心の奥底で別の声がささやくが、走り続ける自分を止めることができない。

 大きく傾いた天秤のふたつの皿からは、真っ黒い悪魔が次から次へと飛び出してくる。人は心の底に、悪魔をたくさん飼っている。天秤が平衡を保っているときは、理性や知性や良識が働くので、悪魔は心の表面に踊り出ることができない。天秤が傾き、理性や知性や良識の力が弱まると、悪魔は喜びいさんで飛び出してくるのだ。

 私を邪魔している人々を、踏みにじってやりたい、蹴落としてやりたい……。ほぼ一日、私は残忍な鬼になっていた。

 人って、こわい。
 私って、こわい……。

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# by fufu6k | 2012-10-22 01:04

なんとなく、淡々と……

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 一日を過ごした。

 心の底では、イラついているんだけど、それをなだめすかし、それなりに目の前のことに集中して……。

 ネコの肉球のお皿を頼まれたので、子供の絵本のようなデザインにして、絵柄を石膏ボードに彫った。釘と画鋲の針を使って。これに土の板を押し付けると、模様が浮き出る。この感じが好きなのよね~056.gif

 彫りは単純作業なので、テレビをつけっぱなしにしていたら、橋下大阪市長と記者の討論をやっていた。ほとんど橋下さんがしゃべっていたけど。
 それにしても、ひどい記事! 週間朝日は、何考えてんだろうね。書いたのは著名な作家さんらしいけど、橋下さんに、なんか恨みでもあるのかね、

 て言うか、この大変なときに、ジャーナリズムに携わる人々が、こんなふうにガタガタやってることを、ほんとに情けないと思う。この作家は馬鹿だし、この連載を企画した週間朝日の編集部はどこかおかしいし、「私は知りません、親会社だけど、関知してません」って顔してる朝日新聞も、おかしい。

 東京に住んでるときは、朝日新聞をとってた。天声人語を楽しみに読んでたし、社説もていねいに読んでた。
ほんと、がっかり026.gif

 仕事のことで、イラついて、怒っていたのだけど、夜になったら、少し気持ちがおさまった。
 心は、つねに、ブレる。ブレるのが、人間だ。心の中の天秤が、極端に傾かなければいいのだ。

 あ~、それにしてもね~、

 なんかパッと気持ちが晴れること、ないかな~~~。

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# by fufu6k | 2012-10-19 02:54

CWY企画展

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 毎年、秋に、山梨県立美術館で、展覧会をしています。山梨県内に住む、クラフト作家による、現代アートのグループ展です。今年で21回目になります。21年続いているのは、すごいことです!
 私は途中から参加しましたが、それでも、かれこれ10年くらいは、欠かさず出品しています。
 
 この企画展は、テーマをまず決めて、それにしたがって作品を作っていきます。テーマは年毎に変わります。テーマに沿って制作するというのは、大変で、苦しくもありますが、テーマという制約があると、かえってアイディアが出やすく、自分の内部からいろいろなものが生まれてくる楽しさが味わえます。なんでも自由に作ってよいと言われるより、創作意欲がかき立てられるかもしれません。
 人間って、ほどよいプレッシャーがあったほうが、力を発揮しやすいのかもしれないと、この企画展に参加してから思うようになりました。

 陶芸の仕事のメインは、うつわですが、この企画展ではテーマを表現することが主眼なので、オブジェなどアートな作品を作ることになります。私にとっては、とても勉強になる場で、創作の引き出しが多くなったと感じています。

 今年の作品は、こんな感じです。

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 デジカメのバッテリーがだめになり、ケータイで撮ったので、撮影に問題ありですが……。

 窯の中で結晶を析出する、結晶釉といううわぐすりを使っています。写真ではわかりづらいのですが、雪のような結晶が作品の表面に出て、きれいです。珍しいうわぐすりなので、いろいろ質問されます。

 今年のテーマは、『閉じ込められないもの』です。恋人たちの情熱を表現しました。

 放射能についての作品を発表した作家もいました。小学生のお子さんを持つ女性です。若いお母さんたちにとって、放射能は、本当に、本当に、切実な問題です。

 日本経済のゆくえとか、アメリカとの関係とか、たくさん問題はあるでしょうが、もう一基、原子力発電所が事故を起こしたら、日本はいったいどうなるでしょうか。日本の中枢で仕事をしているオジサマたちに、若いお母さんがたの気持ちを、感じ取ってほしいと思います。
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# by fufu6k | 2012-10-13 01:33

ひさびさに

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 書きます。
 企画展や公募展に出す作品を作っていて、ブログ書くゆとりがありませんでした。
 
 今、山梨県立美術館で、「CWY企画展」という名の美術展に出品しています。今週金曜、12日までやってます。

 作品が仕上がったら、気が抜けて、それまで制作以外にもいろいろ頑張っていたせいもあって、疲れがとれません。朝晩の気温の差が激しいのも、体にこたえるようです。
 異常気象が年々きびしさを増していますよね。夏の猛暑なんて、身の危険を感じるくらいです。地球はどうなっていくのか、ちょっとこわくなります。スピリチュアル・エッセイで書いたミカエルの予言が、現実のものになりつつあるようです。

 山中教授がノーベル賞を取りました。この研究が進めば、臓器を作ることができるそうです。かつてミカエルは、人間は肉体を作ることができると言いました。それを聞いた私達は、口をポカンと開けましたが、ミカエルの言ったことは、現実のものとなりつつあります。

 地球が滅びず、科学技術が進歩することを、願ってやみません。
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# by fufu6k | 2012-10-11 01:10

東日本大震災

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 旧い友人で、もと自衛官のT君は、大震災の直後、仕事で東北へ行った。彼は退官したあと、ハイヤーの運転手になった。被災地に医者や看護士を連れて行く仕事が、彼の勤める会社に依頼され、同僚が尻込みする中、彼が名乗りを上げた。自衛官時代の経験と、つちかった心構えが、彼を支えていた。

「一度、被災地を見たほうがいい」
 彼は私に言った。テレビで見るのとは、大違いだ。どんなにすさまじく、どんなに恐ろしいことが起こったか、現場に立ってみると、体に突き刺さるように、いろいろなものを感じる。日本に、どんなことが起きたのか、それは実際に行ってみないとわからない。
 彼は力説した。

「仕事でも、ボランティアでもなく、ただ見学に行くわけにはいかないでしょ」
 野次馬になってはいけない、と、私は言った。
「俺も初め、そう思った。でも、行ってみて、わかった。これを、見なけりゃいけないって」
 彼は何度もそう言った。

 あの日、壊滅した町や村の映像を眺めて、日本中の人が、呆然とした。テレビ画面をみつめながら、実際はどうなんだろう、と思ったのは、私だけではないと思う。延々と映し出される映像は、つらく、恐ろしかったが、あくまでも映像だ。何が起こったか、体感できないもどかしさを感じた。T君が言おうとしていることは、よくわかる。

 肌でわかっていないと、事の重大さが心に染み透って来ず、時がたつにつれて、東北のことは他人事になってしまう。あのときは、これは日本人全体の問題だと思ったのに、その切迫感が薄れている。これは、のんきに忘れてしまってはならないことなのだ。T君は、それを訴えていた。

 私の身近な人の家族や友人も、被災している。津波で会社が流された人。迫り来る津波から、からくも逃げおおせた人。たまたま用事で東京に来ていたときに、原発事故が起き、家へ帰れなくなってしまった人。

 震災から三日ほどたった頃、富士山麓の自宅から、東京の実家へ行った。夜、お風呂のあとで、髪にドライヤーをかけていたとき、激しい揺れが来た。二階にいた私は、階段を駆け下り、茶の間のテレビをつけた。震源は静岡県。私が住んでいる、山梨県富士吉田市の映像も映り、震度5という表示が出ていた。入浴中だった叔母に声をかけ、地震で家の中がどうなったか、中央道の通行止めは、明日、解除されるだろうか、仕事先に連絡しようかなどと気を揉んでいると、メールの着信音が何度か鳴り、電話もかかってきた。頭の片隅で、ここ数日の地震が富士山に影響を与えないだろうかと、考えていた。

 その日のお昼に、テレビで総理大臣が、国民に向けて、福島の原子力発電所で重大な事故が発生したことを告げた。「みなさん、冷静に聞いてください」と言う菅総理の言葉を聞いて、地の底から湧き上がってくるような恐怖感に捉われてしまった。

 3月11日とそのあとの数日間、それまでの人生では味わったことのない思い、文字通り、足元の地面が揺らぎ、なくてはならない基本の安全が失われてしまった恐ろしさを、感じ続けていた。テレビから日常の番組とコマーシャルが消え、災害の報道だけになったことも、危機感を煽った。

 心の芯が凍りつくような思いで、壊滅した地域の映像を眺めながら、“神”が敵に思えた。大自然の力は、多くの人の人生を、根こそぎ奪った。これからもまだ、奪い続けるのだろう。自然は敵だ。
 それから、こうも思った。自然を、神を、敵に回したとき、人間は、人間同士でいがみ合うことをやめ、心をひとつにできるのだと。少なくとも、あの数日間は、日本人の心はひとつになっていたと思う。
 
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# by fufu6k | 2012-02-20 01:00