陶芸と、星占い、タロットカードを、職業にしています。体験をもとにした、心、魂の世界についてのエッセイです。


by fufu6k
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スヌーピー

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 スヌーピーことS君からメールが来た。24日にご飯を食べることになっていたのだが、イタリアン・レストランを予約したと書いてあった。嬉しい!003.gif

 CWY企画展の作品について、もう少し……。
 今までになく、苦しんで作った。ざっとスケッチを描き、油粘土で立体の形を確認するまでは、わりあいスムーズにいったが、いざ作り始めると、さまざまなカベにぶつかった。油粘土で作った小さいサイズのもののときは、良いと思ったのだが、サイズを大きくすると、気に入らない部分がいろいろ出てきた。また、土がへたって型崩れするので、それを防ぐための工夫が必要になった。デザインそのものを変えることも考え、試行錯誤が続いた。
 
 削り仕上げが終わってから、どうしても気に入らす、壊して作り直した。写真の向かって右側の作品は、作っては壊し、を二回繰り返し、三度目にやっと完成させた。まだ、直したい部分があるのだが、間に合わなくなりそうだったので、妥協してしまった。

 考えてみれば、無から何かを生み出すのは、苦しみをともなって当然なのだ。これまでの作陶では、私は悩まなさすぎた。フォルムを突きつめて考えたことはなかった。勢いで作ってしまい、それはそれでいいのだけれど、表現というものを追求する姿勢に欠けていた。

 何度も作り直したので、焼きに回す前の段階までで、一ヶ月ほどかかった。形が決まらないときは、気持ちが落ち着かず、飲み会から帰って、また作品に向かうこともあった。恋愛気分も消えてしまった。
 7月から8月にかけて、蝉の声を聞きながら、文字通り土と格闘した。

 

 
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by fufu6k | 2011-10-16 01:42

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 毎年、秋の初めに、甲府の県立美術館で、工芸家のグループの企画展をやる。山梨県在住の、さまざまなジャンルの工芸家が、決められたテーマに沿って制作した作品を発表する。企画展は今年で21回目を迎える。実に息の長い企画展だ。私はこのグループ展に参加して、今年で11回目になる。

 テーマは、参加している作家達が、それぞれアイディアを出し、話し合って決める。過去のテーマには、「鳥」「家」「ペット」「自画像」「音」「おどる」「笑う」「20」……などがあり、こうしたテーマを自分の中で消化し、展開して作品を創り出すのは、苦しいけれども刺激的で面白い作業だ。

 陶芸というと、うつわ作りが中心になるが、この企画展に出す作品は、オブジェや人形などが多い。「うつわ」という制約から離れて、思いきりアートの世界に浸れるのも、この企画展に参加する魅力のひとつだ。

 で、今年の作品は、こ~んな感じです。テーマは『ありがとう』。東日本大震災、原発事故、これらを通して、多くの人々と同じように、私も考えかたが少し変わった。人生で、本当に大切なものは何かを、思い知らされたような気がした。家族の絆、大切な人との絆、友人との絆……。私が今、ここに生きていることの大切さ。私をこの世に送り出してくれた、父と母への感謝。
 そういったものを、この作品に込めました。

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 背景の壁が白いので、うまく撮れなかったのですが……。
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by fufu6k | 2011-10-15 00:30

なが~い夏

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 6月下旬から暑かった。9月半ばというのに、猛暑が続いている。
 今年の夏は、長い!!

 ここのところの暑さで、すっかりバテてます。体がだるくて、何もする気になれない。朝、起きるのがつらい。病気かな?

 近所の地場産業振興センターで、展示会が始まりました。山梨県在住の陶芸家によるグループ展です。こんな作品出してます。

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 以前、猫を飼っていたので、作品のモチーフはやっぱりネコになってしまいます。

 展示会の詳細は、ホームページの「イベント、展示会案内」をご覧ください。
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by fufu6k | 2011-09-16 00:18

“心”の彫刻

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 北海道、美唄市にある彫刻公園、アルテピアッツァの入り口付近にある、安田侃の作品。

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 雨が降っていた。雨に濡れた黒い石の肌が、みずみずしく、美しかった。
 傘を片手に、おぼつかない手つきで、ケータイのシャッターを押した。

 安田侃の彫刻は、間近で見ると、圧倒的な迫力がある。作品は確かな言葉を持ち、語りかけてくる。石の言葉には、親和力がある。いつまでもそこに佇んでしまいたくなるような、そういう力を持っている。

 芝生と周囲の木々のグリーンが、石の色を美しく際立たせていた。
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by fufu6k | 2011-09-15 00:52

“心”の彫刻

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 安田侃(かん)という彫刻家を知ったのは、去年、北海道美唄市にある、安田侃の彫刻を展示してあるアートパークに行ったときだ。アルテピアッツァ美唄という名の、その彫刻公園の存在を教えてくれたのは、S君と、札幌出身の女友達だ。

 安田侃は美唄市の生まれで、イタリアのカッラーラという大理石の産地に住み、制作を続けている、世界に名の通った彫刻家だ。抽象美術にあまり興味を持たない私だが、この彫刻家の作品には、心を打たれた。不思議な、強い吸引力を持つ作品。冷たい石が、まるで生きているかのようにパワーを発散し、言葉を語りかけてくる。磨きぬかれた大理石の表面は、すべすべして心地良く、抱きしめたり、頬ずりしたくなったりする。
 石の中に、何かが、確実に、宿っている。世にも不思議な、精神的な作品だ。

 今年も、夏休みの旅行で、北海道に行った。そして再び、アルテピアッツァ美唄を訪れ、思う存分、安田侃の世界に浸った。


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by fufu6k | 2011-08-30 23:48

スヌーピー

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 大好きなS君のニックネームがスヌーピーなので、私もピーナッツの漫画に親しむようになってしまった。この漫画の絵は、素晴らしい!!こんな線が描けたらなあ……と、憧れてしまう。

 私はカレンダーが好きで、一年分が一枚になっているもの、二ヶ月分がいちどきに見られるもの、卓上カレンダーなど、四種類使っているが、その中のひとつは、スヌーピーの漫画のカレンダーだ。絵がかわいいので、一年が終わっても、捨てずに取ってある、

 そういう話を仕事先でしたら、そこの人がスヌーピーのぬいぐるみをくれた。抱き枕にできるほどの大きさで、ふかふかしていて、触り心地がいい。

 も少し涼しくなったら、これを抱いて寝よう。いい夢、見られるよ、きっと。
 
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by fufu6k | 2011-08-30 22:26

もうすぐ夏

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 実家の庭先に、暑さよけの朝顔を植えようと思っているうちに、日が経ってしまった。たぶん、今植えても、盛夏には間に合わないだろう。
 節電用の、冷蔵庫に取り付けるカーテンは買おう。あと、ラジオや携帯充電器などの機能がいろいろついた懐中電灯も……。

 この夏は、どんなふうに過ごすことになるのだろう。

 今日は、ずっと、恋愛相談の電話を受けていた。
 タロットの依頼の大半は、恋の相談だ。
 恋というヤツは、曲者だ。と、しみじみ思う。結局、幻想を抱いて、酔っているだけだ。幻の風船は、いつかは割れる。パン!

 でも、恋は、愛の入り口だ。

 今日は、大好きなS君と、メールのやりとりをした。彼は、優しく、温かいところも、気短できついところも、ある。性格が合わない部分も感じるけれど、どうしても好きだ。幻の風船を追いかけているのかもしれないけれど、追うのをやめることはできない。
 行けるところまで、行くさ。
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by fufu6k | 2011-05-12 00:25

GW

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 中央道が凄く渋滞するので、GWはどこにも行きたくない。三鷹~富士吉田が、ふだん1時間半くらいなのに、5時間近くかかる。高速を降りてからの国道も、車がびっしり連なっている。

 なので、みんながあちこち動き回っているこの期間、私は家で、こつこつ作品を作る。道路が身動きとれない状態なので、な~んか閉じ込められた気分に陥りながら、せっせと細かい作業を続ける。

 GWをきっかけに、世間の自粛ムードはグンと薄れたようだ。東北のどこかの県の物産品が、飛ぶように売れているとか……。良かったね。

 今日、テレビで、今後30年以内に、東京直下型地震が起きる可能性が70%あるということで、その対策について、番組の中でやっていた。
 今後30年以内に、富士山が噴火する可能性がとても高いという話を、以前、知り合いがしていた。
 東京大震災と、富士山噴火が、今後30年以内に起こったら、いったい私の人生はどうなるのだろう。
 何をどうすべきが、とりあえずできることを、いろいろ考えてみた。いつ起こるかもしれない、恐ろしい事態を、冷静に、現実的に考え、ともかく心の準備をしておいたほうがいいかもしれないと、思い始めた。

 逃げることはできないのだから。

 楽しめるうちに、うんと楽しもうという気持ちにもなった。遊びたいときは、遊ぶんだ!
 そう思いながら、石膏板に模様を彫っていたら、友達から「温泉に行かない?」というお誘いのメールが来た。
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by fufu6k | 2011-05-05 00:53

震災 Ⅵ

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 大震災から、50日近くたった。
 余震は続いているものの、被災地以外の土地に住む私達は、平常の気持ちを取り戻した。

 放射能汚染の拡大は、たぶんなさそうだ。
 計画停電も中止になった。夏が来れば、電力不足の危機感がまた湧くだろうけれど、今は小康状態だ。
 スーパーマーケットに置いてあった募金箱も、なくなった。募金する人が減ったのかもしれない。

 こんなときに夜遊びして飲み歩くのは申し訳ない、といった自粛の気分も薄れてきた。
 自粛はしないほうがいい、と、私は震災の翌々日ぐらいから思っていた。阪神大震災のときも、自粛はいけないと多くの人々が思い始め、神戸に会社のあるお菓子や靴を、みんなせっせと買った。ただでさえ不景気なときに、地震、津波、原発事故という三重苦の打撃を受け、そのうえ自粛の気分に押し流されたら、私達は東北と共倒れになってしまうと思った。

 テレビコマーシャルが、「頑張れ、ニッポン」とか、「日本は強い国、必ず立ち直る」といった、私達を勇気づける言葉を、流し続けている。芸能人が被災地に炊き出しに行ったり、音楽家がチャリティーコンサートを開いたりしている。飲食店が東北地方の食材を使った料理を出したり、東北地方のアンテナショップが盛況だったりと、みんな、自分に何ができるか真剣に考え、実行している。
 それは、良いことなのだけれど……。

 テレビを見ていると、なにか、微妙なズレが生じているような気がする。うまく言葉にできないが、テレビが盛り上げている雰囲気と、実際に被害を受けている土地の人々の現実、気持ちとは、かけ離れていると思えてしまう。
 私達は、テレビを通じてしか、被災地の現実を知ることができない。けれども、テレビは、勝手に一人歩きをしているように思えてしまう。本当は、こんなものではない。

 壊れた原子力発電所を抱えた日本経済の未来を考えると、どうにも気持ちが暗くなるので、先のことはあまり考えないようにしている。

 なんとか、なるさ。
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by fufu6k | 2011-04-28 00:45

震災 Ⅴ

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 3月14日、避けられない用事があり、東京に出かけた。電力不足のために電車が不通になっている個所があるので、ひやひやしながら、動き回った。JRは立川までしか電車が走っていなかった。京王線は、夕方6時以降は、調布までしか電車が来なかった。帰宅する人間のことは、まったく考えていないのだろうか。

 3月15日、菅総理がテレビで、原発についての会見をした。「みなさん、冷静に聞いてください」と前置きするのを見ながら、医者が深刻な病状を患者の家族に説明するときのようだと、思った。「冷静に聞いて」と人が言うとき、そのあとに続く言葉は、たいていの場合、胸が砕けるような事態を告げている。

 脳みそがどんどん冷静でなくなるのを感じながら、壊れかかった懐中電灯を、直せないものかといじり回していた。
 それから、新宿に電池を買いに出かけたが、大型電気店を二件まわっても、電池は買えなかった。
 デパートのショウウインドウが、電気を消していて、暗かった。なんだか、どこもかしこも薄暗く、自動ドアが使えないところもあった。
 東急ハンズで、太陽光で充電できる、携帯電話の充電器を買った。放射性ヨウ素などが、風に乗って飛んでくるのが心配だったので、マスクも買った。懐中電灯も欲しかったが、売り切れだった。

 その日は、夕方6時20分から、計画停電に入る予定だったので、夕飯のテーブルにローソクを用意し、テレビも消して、家族で身構えていたが、6時20分を過ぎても、電気は消えなかった。ややしばらくたって、調布市防災無線が、停電の中止を告げた。

 計画停電は、あたふたと唐突に始まり、計画通りに実行されたためしはなかった。

 15日の晩、調布の家の二階で、洗い髪にドライヤーをかけていると、激しい揺れが来た。4日前の地震で、恐怖感が心に刷りこまれているので、階下に駆け下りた。

 茶の間のテレビをつけると、静岡震源で、富士市が震度6、富士山の反対側の河口湖、富士吉田、山中湖が震度5、と出ていた。地震発生時の街の映像が映った。富士吉田の駅前の、見慣れた風景が揺れていた。

 棚に置いた携帯が、何度か鳴っていたが、テレビを見ていたかったので、後回しにした。電話もメールも来ていた。中央道は通行止めになっていた。明日、帰れなかった場合にどうするか、あれこれ考えた。

 翌16日、中央道は開通した。朝、昨日の電話とは別の友達が電話をくれた。皆、富士吉田震度5というニュースを見て、心配してくれたのだ。
「山梨に帰るのはやめて、家族と一緒にいたほうがいいんじゃない」
という彼女の言葉に、心が揺れた。
 山梨で大きな余震がまたあるかもしれない。余震ではなく、本震があるかもしれない。富士山がどうなるかもわからない。でも、東京より山梨のほうが、福島原発からは遠い。
 どっちにいたら安全なのか、わからなくなった。
 足元の地面が崩れていくような危機感に襲われていた。原発が大変なことになったのを知り、富士山直下で地震があった、この15日から16日にかけて、私の不安感と恐怖感はピークに達した。
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by fufu6k | 2011-04-23 01:37